はてブでふりかえる2022

2022年もあとわずか。年末なのでいろいろふりかえってみましょう。

まずは「はてブ」ことはてなブックマークで、2022年のアウトプットをふりかえってみます。キーワード kwappa を、2022年のブックマークが多い順に検索してみると、今年の活動が見えてきます。

はてブが多かった記事

日記駆動仕事術のススメ | DevelopersIO

1月に前職のテックブログに書いた記事です。

内容は昔からずっと言ってたことをテキストに落としたもので、サンプル画像を用意したぐらいで何の工夫もしていない記事です。ブコメを見ると「自分もやってる」的な内容が多いので、そうそう俺も俺も、という気持ちになるコンテンツははてブを集めやすいのかもしれません。

とはいえ日記は仕事術としてオススメです。そして、忙しかったり不調だったりすると途切れがち、というのを今年も実証してしまったのでした。来年は書く準備を朝のルーティーンに組み込んでみようと思ってます。

ロックスターになれなくてもいい。ソフトウェア開発に長く携わる技術「メタエンジニアリング」とは - Findy Engineer Lab - ファインディエンジニアラボ

Findy Engineer Labに寄稿した記事です。採用・技術広報・組織開発というエンジニア組織に欠かせない活動を「メタエンジニアリング」という名前で整理したところ、たくさんの共感をいただきました。

自分の仕事やキャリアを整理するいい機会になったし、イベントでのアウトプットにもつながったし、今年も何らかの活動ができてよかった…とホッとしているところです。

この記事と関連するアウトプットについては個別の記事にしていますので、より深く知りたい場合はご参照ください。

エンジニアリングマネージャーが手懐けるべき荒ぶる四天王 - STORES Product Blog

現職である STORESプロダクトブログに、アドベントカレンダーの記事として投稿したものです。

今年は「エンジニアリングマネージャーのしごと」という素晴らしい本に出会えた年でもありました。エンジニアがキャリアを考え、マネジメントを選ぶというのはなかなか大変です。少しでもその支えになりたいと日々考えてきたので、この本の翻訳レビューに参加できたのは本当に光栄でした。

そこから影響されて、エンジニアリングマネージャーの「内なる声」について書いてみたのがこの記事です。「機嫌・エゴ・孤独・健康」という4つの要素を「荒ぶる四天王」として紹介し、対処の一助になればいいな、というテキストを連ねました。

id:onkさんのコメントがまさに図星で、「アジャイルサムライ」の定義にぶつけてしまうのは本当に迷ったんですけど、語感の素晴らしさの誘惑に負けてしまったのでした。普段はこういうの3つにまとめるんだけど、4つ浮かんでしまい、どれも削れなくて…。

時を同じくして、ヨメさんの新たな趣味に「写経」(本来の意味の方)が加わりました。なんか毛筆で色々書いてたので、ついでに私家版荒ぶる四天王も書いてもらったのでした。

思い入れのある記事

社内テックカンファレンス"In da STORES"を開催しました - STORES Product Blog

アカツキ社内技術カンファレンスにがっつり影響されて、STORES でもやってみたイベントのレポートです。

「やるよ」と宣言したら、この記事を書いたえんじぇるさんが各所を巻き込み始め、巻き込まれた人がさらに周囲を巻き込み、気がついたらぼくの仕事はオンライン中継だけになってしまいました。社内イベントを仕切ったり手伝ったりした経験は過去あったけど、ここまで雪だるま式に巻き込まれが発生したのは初めてのことで、とてもびっくりしました。

結果としてなかなかうまくいったな、やってよかったな、というイベントになったのはひとつ成果かなーと思っています。よかった、ぼくの2022年は無駄じゃなかったんや。でも、たのしいイベントだったねー…と単発で終わってしまったら、ただのエンジニア向け福利厚生です。「発表すること・知ること・交流すること」を空気として定着させるためにも、第2回以降がより重要になってくるのじゃ!!!…と、今から意気込んでいます。

デスマーチから身を守るたったひとつの方法 | kwappa.net

イベントが企画され、登壇することになり、速攻で中止になったので書いた記事です。短い記事なので内容は読んでいただければわかります。

ありがたいことに、これを題材にRegional Scrum Gathering Tokyo 2023に登壇することになったのでした。記事と同じ「デスマーチから身を守るたったひとつの方法」というタイトルで、Day 2である1/12、15:40からのセッションでお話しします。

ということで

今年もなんとか、何らかのアウトプットをすることができたように思います。同じ条件で2021年を検索したものと比べると、少し活動量が戻ってきたこともわかりました。

2023年はオフラインのイベント開催が戻ってくるようなので、アウトプットできる場も増えることでしょう。自重せず前のめりにやっていきたいと思います。話す・書くなどのご用命もお待ちしておりますので、よろしくお願いします!