34年の時を経て大学生になりました
2025年4月1日、ZEN大学に入学しました。1972年生まれのぼくはストレートに行けば1991年に大学入学できたので、実に34年遅れということになります。

N高の卒業生としては、待ちに待った開校です。仕事しながら勉強するのはちと大変そうだな…とずっと迷っていたのですが、受付が始まったと思ったらもう出願していました。そういえばやるやらを迷ったときは「やる」に倒しがちの人生でしたね。今回もそうなりました。迷ったときはおもしろいほう。
「知能情報社会学部」という単一の学部に、数論からイラストレーションまで幅広いカリキュラムが詰め込まれています。その中にはきっと、今後の人生で役に立つ学びもあるでしょう。ちょうど生成AIがソフトウェアエンジニアという職業のありかたを根底から揺さぶり始めたタイミングだから、なにか新しいことを学ぶ意義は大きいんじゃないかな。
授業は基本的にオンラインで、動画視聴と確認テストを繰り返すことで単位習得となります。N高生にはおなじみのN予備校あらためZEN Studyでの学習ですから、だいたい雰囲気は想像つきます。ただ、「卒業に必要な単位数 * 動画の平均的な長さ * 1単位あたりの動画の本数」を掛け、それを4年(48か月)で割ると、1か月あたり約40時間の学習が必要な計算になりました。けっこう忙しくないかこれ…。

スクーリングなどはなく、完全オンラインで卒業することも可能らしいです。去年説明会に行ったときは「今は校舎とかはないです、いずれ研究室とかは作るんじゃないかな」みたいな説明を受けました。今ググってみたら、「拠点施設」というのが逗子にあるようですね。そのうち遊びに行ってみよう。
N高最初の入学式では最前列に座ってしまい、ニュースとして流れてしまったぼくですが、なんとZEN大学の入学式は「希望者多数のため抽選→落選」となり、リアルでの参加はできません。かなしみ…。それだけ学生が集まったってことなので、喜ばしいことではあるのですが。
というわけで、唐突に大学生になりましたの報告でした。まだツールの使い方動画を見ただけなので右も左もわかりません。キャンパスライフのようすがわかってきたら、またなにか書こうと思います。