2013年ふりかえり
2013年ふりかえり
年末ですね。
2013年の総括的なものを、職場のチームでやってるKOT形式で振り返ってみようと思います。
ちなみにKOTとは、一般的なKPTの「Problem」を「Opportunities」に置き換えたものです。元チームメイトの発案なんだけど、なんか前向きでいいよね。
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転職したら「一番の下手くそ」になった
「情熱プログラマー」のエピソード4でおなじみ、「一番の下手くそでいよう」。自分よりレベルの高い人と一緒にいることで、自分もその高みを目指すんだ…という大変いいお話です。
僕も転職のときは「俺より強いヤツに会いにいく!」みたいな気持ちで、凄腕のエンジニアたちが待ち構える環境に飛び込むのを楽しみにしていました。
ところがいざ実際に飛び込んでみると、自分の腕が文字通り「一番の下手くそ」であることを思い知らされたのでした。
チャド先輩の言葉を「すごいヤツがいない環境では成長しないよ」ぐらいのユルいニュアンスに解釈してたら、まさかの文字通り最下位。日常の仕事を回すのでも、まずは周りに迷惑かけないようにするのが精一杯でした。
1年近く頑張ってきたけど、まだ最下位を脱出したかどうか自信がありません。来年も精進します。
車を買った
夏のある日、突然ヨメさんが演説を始めました。
「ムスコさんが我々の相手をしてくれるのはどんなに長くてもあと12年。その期間をいかに充実させ、たっぷり思い出を作るオアダイ。つきましては我が家の趣味は今年からキャンプです。」
論理にだいぶ飛躍があってよくわからないのですが、こうして我が家はキャンプに出かけるご家庭になり、そのための道具として自家用車を導入することになったのです。あ、もちろん国産車の中古(8年落ち)ですよ。それでもかなり清水の舞台からダイブしてるのですが…。
今までは「東京に住んでたらレンタカーで十分」というスタイルだったので、いきなり車がある生活になると戸惑うことばかり。駐車できるところにしか行けないし、道路の事情で時間は読めないし、出かけた先のランチでビール飲めないし。
それでも買ってしまった以上腹をくくって、休日はできるだけムスコさんを外に連れ出すようにしています。
ムスコさん順調に育つ
1月に満2歳を迎え、4月には保育園で進級(ちゅうりっぷ組→さくら組)し、その後も特に大きな怪我や病気をすることもなく年末を迎えることができました。
反抗期を迎えて「おとうさん、ぽい!」なんて言い出したり、IKEAのぬいぐるみを「いぬくん」と名付けてかわいがったり、保育園のおゆうぎ会で台詞をしゃべったり。
いろんな理屈をこねたり、ひらがながだいぶ読めるようになったり、トイレトレーニングを始めたり(まだ時々失敗する)。
40歳が41歳になっても特に変化はありませんが、2歳児が3歳児になると、かなり別の生き物になるのだな…と改めて実感しました。さて、来年はどんな成長を見せてくれるのかな。
Opportunities
アウトプットが減った
「一番の下手くそ」になった関係で必死に仕事をしていたら、社外へのアウトプットがだいぶ減ってしまいました。
喋ったり書いたりのアウトプットをセールスポイントにして転職してきたのに、本業に押されてアウトプットしてないとか、本末転倒ですね。
来年は仕事もちゃんとやりつつ、外部への発信も増やしていきたい所存です。アウトプットに関しても「一番の下手くそ」になってしまったので、こっちでも精進が必要ですが。
家電が壊れた
なんだか今年はたくさん家電が壊れました。断捨離を進めていたので小物はガンガン捨てられたのですが、オーブンレンジや洗濯機といった大物かつ代替が必要なものはなかなか大変です。
特に大きかったのは洗濯機。2歳児がいる家庭では、数日の洗濯不可も大きなダメージです。結局ヨメさんのささやかなボーナスは、洗濯機の買い替えでまるっと吹き飛んだのでした。
しかしドラム式の洗濯乾燥機はかなりライフチェンジング。小物をちまちま干す時間から解放されるのは、人類にとって大きな前進ではないでしょうか!!(古い洗濯機が6年弱の寿命だったので無理矢理ポジティブ)
不幸が多かった
5月に親戚が、7月に父が、そして12月に友人が亡くなるという悲しい1年でもありました。しかも、いずれも天寿を全うした…とは言い難いのがつらいところです。
父については、すべての後片付けや事務処理をやることになり、悲しんだり悔やんだりしてる暇もなかった…というのが本当のところです。窓口業務やお役所仕事にすっかり詳しくなる、なんていう学びもあったけど、これはあんまり次に役立たないしなあ。
祈っても仕方のないことだろうけれども、来年はこういうことがないといいなぁと祈らずにはいられません。
Try
アウトプットする
コードもテキストもどんどんアウトプットして、登壇機会も増やしたいと思います。
特にコードを…。
外に出かける
ムスコさんにはたっぷりいろんな経験をしてほしいので、いろんな所に連れ出したいと思います。父が僕にしてくれたように。
キャリアを考える
40歳を超えたweb系ソフトウェアエンジニアって、あんまり数がいないように思います。なので、ソフトウェアエンジニアとしてこの先生きのこるためのロールモデルとなる存在が、まだ見つけられていません。
来年はロールモデルを探しつつも、「俺がロールモデルじゃ!」と言えるぐらい、今後のキャリアというものについて考えたいと思います。
ということで
みなさんお世話になりました。よいお年を!