腱鞘炎とキーボードの話

これは健康 Advent Calendar 2016 12/9の記事です。


ゲームプログラマーをしていたころは、WindowsのWZ Editorを使っていた。EmacsもVimも使ったことがなかったので、オレオレキーカスタマイズをし、いろんなマクロを書いていた。

JISキーボードのCtrlキーを左下のまま使いまくっていたら、左手の中指・薬指・小指が腱鞘炎になってしまった。Ctrl + Alt + なにか、というショートカットキーをたくさん定義した結果、左手が変な形になったままの時間が長くなってしまったからだろう。鍵盤楽器を少しやっていた経験があるので、キータッチが強いのもまずかったようだ。

Emacsに乗り換えたりCtrlキーをAの横にリマップしたりと工夫はしたが、いまだに左手の指は動きが悪いし、タイプ量が増えるとだるくなってくる。これはもう完全に治ることはないのだろうか…。

昔は茶軸のメカニカルキーボードをがっしゃんがっしゃんハードタイプしていたが、うるさいし腱鞘炎になるしでいいことはない。指の健康を失うとプログラマーとしてつらいので、以下のことに気をつけている。

  • CtrlキーはAの左
  • タッチが軽いキーボードを使う
  • キータッチは弱いほどいい

ここ数年はHHKBのType-Sを使っている。新しいMacBook Proの薄いキーボードも強制的にタイプが弱くなるので悪くないと思う。

指の健康は意外と重要だ、ということを過去の自分に教えたい。