ユニオンの旗の下に集まったり息をのんだりしてきた
「工場クルーズ」というイベントを、ヨメが見つけてきた。申し込みが遅れたせいで満席締切残念!…と思いきや、キャンセルが出たおかげでもぐりこむことができた。
当日は素晴らしい快晴だったが、木枯らし一号が吹き荒れ波が高い。外海は危険だという判断で、JFEスチールの沖を通るルートは通らないことになってしまう。ちょっと残念な変更もあったが、2階甲板最前列に陣取って、いざ出航。
「クルーズ」のフレーズどおり、やってきた船はクルーザー。ウエディングパーティーとかやっちゃうようなタイプで、船室には軽食とバーカウンタが用意されている。しかし、ほとんどの参加者は甲板にダッシュ。案内役の総帥こと大山さんが「ビール取りに行くなら今のうちですよー」などと案内してくれると思い出したように飲み食いするのだが、それ以外はずっと風に吹かれながら写真を撮りまくっていた。
ごっつい一眼とか持ってる人も多い中、コンパクトデジカメと貧弱な腕で200枚以上も撮りまくってしまった。たいした写真じゃないが少しだけ載せてみる。
池上運河途中、東亜石油の設備(蒸留塔だろうか)。もっさり大きいものに細かいパターンがついているもの、パターンが繰り返して現れるものに弱いことを自覚。
日ごろの行いがいいのか、帰りのルートに差し掛かったころ「JFEの方に行けそうです!」という非常に嬉しいハプニング。予定とは逆まわりで外海に出て、JFEスチールの製鉄所を外側からたっぷり眺めることができた。
写真は2つある高炉。(たぶん)海上保安庁の船まで写り込んで大騒ぎ。高炉からはなんとなく神々しいものまで感じたのだが、この写真ではぜんぜん伝わらないのが歯がゆい。そして「神々しい」とか言ってる時点でだいぶこっち側に引き込まれてる。
散々写真を撮ってきた最後に一度はあきらめた高炉を見ることができて、みんなテンションだだ上がり。その結果あちこちで、カメラのバッテリが切れたりメモリカードが埋まったりの悲鳴があがっていた。私のデジカメもバッテリがピンチを迎えたが、ギリギリなんとか切り抜けることができた。
夕暮れにたたずむキリン(ガントリークレーン)の群れ。遠く奥にはベイブリッジも見える。なんとなくサバンナっぽい…とかもうすっかり引き込まれている私。
3時間ほどのクルーズはちょうど夕焼けのころ桟橋に戻って終了となった。下船時にヨメは総帥と石井さんをつかまえて、共著「工場萌え」にサインまでいただく始末(ありがとうございました)。
【その他感想】
- 最初はヨメの熱意に引っ張られていたが、いつの間にか前のめり。
- さすが海の上、気温はともかく風が強いので防寒しっかり。
- 大山さんのトークが軽妙で、道中を程よく盛り上げてくれた。
- 思いのほか1人参加の女性が多かった。終了後陸地で合コンとかするといいかも。
- デジタル一眼ほしくなった。ヨメに止められたが。
最近会社にこもって仕事ばっかりしていたので、半日屋外で大はしゃぎするのはいいストレス解消になった。大人だって、時々遠足に出かけないとね。
●「住宅都市整理公団」別棟:【詳細決まりました】10/25、11/1 工場クルーズやります
http://blog.livedoor.jp/sohsai/archives/51394087.html
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