揚州商人 / 坦々麺と餃子
仕事が過酷になってきて、ランチのネタもついに土曜日の話になってしまった。
休日出勤のランチ、ラーメンが食べたくてググっていたら、評判のいい店にたどり着いた。刀削麺だの豚骨だの濃い目が続いていたので、魚ベースも食べてみるか、という気分にもなった。
webでは土曜は「ランチのみの営業」「休み」という二つの情報が錯綜している。時間はあるしダメもとで行ってみるか…とTBSの敷地をぐるっと一周し、たどり着いたら案の定休み。
前置きが長くなったが、セカンドチャンスとして考えていた店に入って頼んだのがこの坦々麺と餃子、というわけなのである。
●坦々麺(¥880)、餃子(¥350)
オーダー後3分で餃子が出てきた。
サイズはまぁ普通。おかしいな、このサイズの餃子がこんな短時間に焼けるわけがないんだが…と思ったら、見事な効率主義調理。餡からは肉汁が抜けきり、皮はでろでろでところどころ破れている。ひだのついたはじっこは軽くカピカピになっている。これってやっぱり、あらかじめ蒸してあるかチンしてあるかのブツを焼きなおしただけだよな。
坦々麺のほめるべきポイントは「ゴマが濃い」。コクは足りない、山椒は効いてない、辛味も足りないと坦々麺としては致命的なスープ。麺も青菜(ほうれん草)もゆですぎでふにゃふにゃ。以前平日に通りかかったときは並んでたのでスルーして「いつか来よう」と思ってたんだけど…どゆこと?
ホール係のおねーちゃんと厨房のおにーちゃんは中国語で言い争いしてるし、ボックス席のカップルは注文忘れさられてるし、終始いたたまれない気分のまま店を後にした。
味:頑張って「いいとこ探し」したんだけどなあ。
★☆
値段:安くはない。味を体験したあとならなおさら…
★☆
店内:店員がケンカするな、ダンボールは片付けろ、注文は忘れるな。
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web: