夏休みまんがまつり – Kwappa、お台場に立つ!
新しい職場に移って1か月と少々。今働いている会社は、お盆の時期に3日(土日と絡めて計5日)の夏休みが設定されている。考えてみたらお盆のど真ん中に休むなんてあまり経験がないし、生まれも育ちも東京なので帰省する先もない。それならせいぜい夏休みらしく過ごそうか、という決意のもと、お台場まで出かけてきた。
お目当てその1は「等身大ガンダム」。飲み会明けの二日酔いでへろへろとりんかい線に乗り込み、蒸し暑さに辟易しながら歩いていると、いたるところに道案内の看板がある。
たとえばこんな、「まあ落ち着け」といいたくなる手書き看板。見かけたときはヨメと大爆笑したのだが…。おかしいな、今見るとそれほどおかしくない。
東京テレポート駅から歩くこと10分少々。人の流れはひとつなので道に間違いはないのだが、18mもの建造物なのになかなか出てこない。公園の入り口を抜け、海沿いの「夕陽の塔」とやらを曲がったところで、やっと立ち木の向こうに後頭部が見えてくる。
思わず「うおっ」と声が出る。みんな立ち止まって撮影を開始する。もちろん私も。
そこからさらに歩くこと数十メートル。やっと会場の入り口にたどり着き、同時に背後から全身が見える。
でけぇ。
反時計回りに正面を目指す。撮影しながらなのでやたらと時間がかかる。
側面。指とか膝とかの作りこみがすごい。
やっと正面に回りこんだ。ガンダムだ。確かに、ガンダムだ。
股間をくぐるための行列に参加する。正面をジグザグに近づいていくので、アオりの写真が増える。
オリンピック招致のマスコットも兼ねている。
まもなく股くぐり。股間も「つないで終了」ではない作りこみ。歩かせる気か?
足首の中。細部に神は宿る、のか?
後方。ランドセルも精密な造形。
正面に戻ってきた。キリンさん(ガントリークレーン)とガンダム、という想像し得なかった光景。
毎正時、音楽とスモークによる演出がある。首が動くんだ!
肩や脛からもスモークが出る。
おなじみの動作音とともに上を向くところがクライマックス。
演出終了後、正面から見るためにやや遠くに移動した。
想像以上に興奮しながら、小一時間ひたすら撮影していた。あえて贅沢を言うなら「武器を持った姿も見てみたい」という不満も思いつくが、とにかくこんなクレイジーなプロジェクトを形にしたことに感動した。
次のお目当てに移動する途中見かけた自由の女神。時々は彼女のことも思い出してあげてください。
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