夏休みまんがまつり – もっと取引先に言うみたいに言って / 映画「サマーウォーズ」
夏休み初日。午前中ガンダムを見て白熱したあとアクアシティでランチ(高くてまずかった。猛省せよ)を済ませ、午後の部はメディアージュで映画「サマーウォーズ」を見た。
どこかで「これがダメなら日本のアニメ映画はもうダメだ」という極論まで見かけていたので、期待半分不安半分で見に行った。ネタバレなしで結論から言うと…
- 直球どまんなかの連続
- 見に行ってよかった
- まだダメじゃない
誰にとっても「大ハズレ」である確率は低いし、ツボに入ればものすごく楽しめる。できれば暑いうちに見てほしい映画である。
以下ネタバレありで感想。
感想(ネタバレあり)
ストーリーは仮想空間「OZ」の関連でいろいろヒネってあるのだが、展開はとにかく「直球」とか「王道」とかそんな感じ。よわっちい理系の主人公が成長したり初恋をしたりとか、大家族がわいわいモメながらも結局大事なのは家族の絆だよねとか、力を合わせて困難に立ち向かった結果世界を救っちゃうとか。
それを最重要キャラ「おばあちゃん」(CV:富司純子)がしっかりとまとめている。おばあちゃんの強さ、優しさ、怒り、行動力などが強烈に印象に残るので、その後の展開もエンディングも、泣けてしかたなかった。
仮想空間の考証とか整合性、花札のルールとゲーム性など、子供だまし的な箇所は山ほどある。気にしないで楽しんでもいいし、「ねーよwww」とツッコミを入れてもいい。しかし、その辺が気になっちゃうタイプだと興ざめかもしれない。
蛇足(ネタバレなし)とリンク
ということで、私はすっかりべしょべしょと泣かされてしまった。もう一度見てもいいかな、と思うぐらいには楽しめたので、未見の方にはぜひお勧めしたい。できれば暑いうちに。
ところで、お台場メディアージュは「電話で」「プレミアムシート(¥2,200)のみ」予約可能、という大変困ったシステムになっている。しかもプレミアムシートにちっともプレミアム感がない。この辺は109シネマズを大いに見習ってほしいところだ。
●映画「サマーウォーズ」公式サイト