寿司!鳥!風呂!寝ろ! 〜映画「Metallica Thorough the Never」〜

Metallicaの名曲にして名作空耳がタイトルの映画「Metallica Thorough the Never」が公開されたので、IMAX 3Dで見てきた。真正面でゆったり見たくてプレミアムシートを気張ったら、場内はガラガラでプレミアムシートにおっさんが4人並んで座る、という救いようのない感じになっていた。

以下、ポップコーンもコーラも持て余しつつ見てきた感想。怒るほどのこともないと思うが、以下ネタバレありなのでご注意。


本題は「Metallicaがマジでライブやって、それを撮ってきました」。デカいアリーナで本気のライブをやって、それを本気で収録した、というだけ。ステージの仕掛けがとにかくものすごいこと、カメラが本気で近寄ってることなど、Metallicaのライブ映像としてはものすごくよい。

それに、ちょっとカネかけて作った小芝居が付属してるのがこの映画。洋楽PVって謎のストーリーがついた長めのPVがよくあるんだけど、それのスゴい版という趣き。

小芝居なしでライブ全編見せてくれよー、とは思うが、IMAX 3Dで臨場感たっぷりにMetallicaのおっさんたちを眺めるというのはとてもよい体験だった。

最大の衝撃は…タイトルとサントラを見比べてみてくださいませ。はい、その通りです。個人的にはもう少し新しめの曲もやってほしかったかしらね。

家で見てもあんまり面白くなさそうなので、Metallicaが好きかつ行動範囲にIMAX劇場があるならぜひ見ておくべき。あ、映画ファンの方はこないで結構ですよ。中身はなにもありませんから。