心の健康を守るために逃げ出した話

これは健康 Advent Calendar 2016 12/11の記事です。


忘年会があるので溜池山王に行ったら少し時間が余った。赤坂近辺に合計で3年半ほど勤務していたので懐かしくなって、よく通ったあたりをうろうろしてみた。「火鍋屋」「やすべえ」「會水庵」は健在、席に生ビールサーバーがついてる「すっとこどっこい」は閉店、「赤べこ」はまだあるけど営業してなくて心配…などなど。

写真の「かぷせるイン赤坂」もまだあった。今回は、ここに週3回泊まるような生活をしてたときのお話。

それは、ガラケー向けのSNSを作る会社でPHPエンジニアとして働いていたころ。トップダウンでガンガン無茶が降ってくるし、降ってきたものは不定期にひっくり返るし、でなかなか忙しくしていたのだけど、はじめてのWeb系だったので「こんなもんか」などと勘違いして、夜に日を徹してもりもりと働いていた。

そうしたらある日、なんだか泣けてきた。具体的な理由がないのに、静かに涙が流れ続ける。

さすがにこれはまずいだろう、どうしよう、と困っていた時に出会ったのがこの本。


これを読んだら、どう自己診断しても初期症状が出ているとしか思えない。そこで人事部長に相談してみた。

「この本を読んで(実物を見せた)自己診断した結果やばい状態のようです」

『そうか、ボスに相談してみるからちょっと待ってくれ』

その1週間後、人事部長は会社に来なくなりました。

おかげで「自分の身は自分で守るしかない」というシンプルな真理に気づくことができ、転職活動を始めたのでした。

この件で学んだこと :

  • 自分の身は自分で守るしかない
  • 人間意外と壊れやすい
  • 相談は早めにしよう

これ以降、心の健康はおおむね保たれている。