「無料です」のおはなし
…といってもソーシャルほげほげとは関係なくて。
「Unityで作ったゲーム持ってきて」
さっきこんなつぶやきを見かけたのです。
「情熱は負けないけど、作品はない」という志望者は、どこの会社だって当然相手にしないが、今は「投稿する場なんてどこにでもあるでしょ。id教えて」と言える時代なのだな・・・・。絵やテキストだけでなく、ゲームにしてもUnityで作ったゲーム持ってきて、と突っ返す時代も、遠くない気も。
プログラマも同じだよな、と思ったのでちょっと書いてみました。
(有|無)言実行
「興味がある」「勉強したい」「作ろうと思ってる」。ぐずぐず言う前(もしくは言った後)に、ハローワールドからでいいから、コードをひとつ書いて公開すればいい。それがいいか悪いかは見る人が判断するけど、公開した人にとっては「百利あって一害なし」。いいことだらけだと思うのですがどうでしょう。
そして、そのためのハードルも昔よりずっと低くなってるのです。昔話すると「おっさん乙」って言われそうだけど、自分のblogだからキニシナイ。
昔話をしよう
私が最初に手にしたパソコンはX1turbo。1985年当時、中古で20数万円しました。あんまり裕福なご家庭じゃなかったから結構清水ダイブなお値段で、今思うと親には感謝するほかありません。中学生だから通信費なんか払えず、ずっとスタンドアロンのまま。そのあといろいろあって、私がインターネットにつながるのはさらに10年あとのことです。
原則無料です!
それが今や、MacBook Airの一番安いモデルは84,800円。物価と性能の上昇を考えると、とんでもなく安くなった、と言えるでしょう。あとはインターネット接続さえあれば、たいていのものが無料で手に入ります。
github無料です!はてな無料です!Eclipse無料です!Emacs無料です!xcode3無料です!Android SDK無料です!DotCloud無料です!RubyもPHPもPerlもPythonも無料です!VSですら無料です!無料です!知ってるか?無料です!無料ですよ!
こんな感じ。あ、いまはxcode4も無料になりましたね。
あなたのコードが見たい
自分でプログラムを書いて公開するためのハードルなんて、たかだか10万円弱 + 通信費だけですよね。じゃ、なんでやらないの?
このエントリを読んでGitHubのアカウント数が増えたらいいな、なんて思います。