OLYMPUS E-PL5 と TOSHIBA FlashAir W-02 と OI.Share による IPhone 連携がやっとできた
カメラがほしい
先日てっぱくに行ったときは、キヤノンのコンデジ(だいぶ古い)とiPhoneを持って行きました。しかし迫力ある鉄道の車体を撮るにはどうにも力不足(まあ腕はおいといて)。かといってフルサイズの一眼レフは取り回しが大変です。ムスコさんが駆け回る都合上、荷物も少なくしたいし。
うっかりした
ということでうっかり買ってしまったのがOLYMPUSの PEN Lite E-PL5。6月に後継のE-PL6が出たので、型落ちしたてほやほや。カメラについてはそれほど最新機種こだわりはないので、ちょうどいいタイミングでした。
小売店は終わるのか
しかし、一応実物見ておくかーと某カメラ量販店に行って、そのまま買ってしまったんだけど、これが失敗で。ネット価格よりはだいぶ高かったけど、ポイントつけておまけもつけてまあ納得か…と思ったら、翌日系列別店舗でしれっと3,000円以上値下がりしてたし。SDカードはFlashAirにしよう…と思ったら店頭在庫ないし。
某カメラ量販店ではなんか買い物するたびに「一応実物見るか→まあここで買っちゃうか→がっかり」のループを繰り返してるような気がします。
ハマった
なんとかFlashAir W-02も手に入れ、さあセットアップだ…と思ったら、いくつかハマりポイントがありました。よーやっと解決したので、後世のためにメモっておくことにします。
サマリ
- 作業前にカードの写真は退避しよう
- オリンパスの対応カメラで、FlashAir™の説明書に従って初期設定を試みていますが、Wi-Fiの電波が出ていない(SSIDが現れない)ようです。
- OLYMPUS Image Share
- オリンパス製アプリ(OI.Share)でFlashAir W-02が動きません。
- FlashAir(TM)設定ソフトウェアダウンロード
FlashAirの初期設定
W-02のマニュアルを見る限り「カード刺すとデフォルトのSSIDとPasswordで勝手にアクセスポイントが立つよ」と誤解しがちなのですが、待てど暮らせどAPは出てきません。
E-PL5のマニュアル(PDF 3830KB)にはちゃんと書いてあるので(P.69)、「RTFM」と唱えながら「メニュー」→「スマートフォン接続」でSSIDとPasswordを入力しましょう。
以降もAP立てて外から接続したい場合は、同じく「スマートフォン接続」からWi-Fiを有効にする必要があります。
こんなもん使えるか
iPhone側は「設定」→「Wi-Fi」でさっき立てたFlashAirのAPを掴み、ブラウザで「http://flashair/」に接続する…のですが、ただ「ブラウザで画像を見ている」だけなので、いろいろ不便です。
で、接続設定でハマっているときにググっていると、だいたいセットで書いてあるのが「OLYMPUS Image Share」(OI.Share)を使うといいよ、とのこと。アプリ経由でE-PL5からiPhoneのカメラロールに画像が転送できて、画像加工やトリミングもできるという便利ツール。
早速インストールしてみたんだけど、また落とし穴がありました。
OI.Share にも落とし穴
W-02のAPに接続してアプリを起動しても、「写真転送」メニューには「写真がありません」の冷たい表示。つながっているはずなんだけどなぜだ…と思ってググったら、FlashAirのFAQにありました。
「リダイレクト機能」とやらをオフにする必要があって、そのためには専用ツールが必要、とのこと。ぐぬぬ…。
更新しまくり
まずはリダイレクト オフツールで更新してみたところ、カメラのメニューから「スマートフォン接続」がグレーアウトして選べなくなってしまいました。
仕方ないので設定ソフトウェアで初期化し、SSIDとPasswordを設定。接続できるのを確認したところでもういちどリダイレクト オフツールをかけたところ、やっとOI.Shareでの画像転送ができるようになりました。
注意点としては
- 初期化の可能性があるので画像はバックアップしておこう
- どちらのツールも「カードを取り外して再度挿せ」とやたら言われるので、そのたびにきちんと「ディスクの取り出し」をすること
- 「再度挿せ」の作業は、取り外してカードを抜いてから5秒ぐらい待つこと
…という感じ。ツールがいまいちきちんと状況を伝えてくれないので若干不安になります。
まとめ
これでE-PL5の写真をiPhoneからごにょごにょできるようになりました。ネットにあげる用の写真をiPhoneで別途撮る、なんてことをしなくてよくなったのはありがたい限り。
水族館に行ったり海に行ったり動物園に行ったり、ムスコさんの行動範囲はどんどん広がっています。あっという間に別の生き物になってしまう彼の今をできるだけ残しておくために、このカメラを活用していきたいところです。



手軽にシェアできるようになったから、料理写真もこのカメラで撮るかなー。