ひろしのきもち、えほんのせんにん 〜子育て 読み聞かせ Advent Calendar 2013 12/23〜

この記事は子育て 読み聞かせ Advent Calendar 2013 12/23のエントリです。

前回(12/3)のエントリでは「子供のころ読み聞かせてもらった絵本を自分の子供に読み聞かせるたのしさ」について書きましたが、今回は「自分が子供の頃にはなかった絵本」について書きます。

かがくいひろし(1955-2009)

子供ができて以来ずいぶんいろんな絵本を買ったり借りたりして読んでいます。その中でもひときわ異彩を放っているのが、「かがくいひろし」という人の著作。2005年にデビュー作が出て2009年に急逝したので、創作活動をしていた期間はとても短いものでした。当然僕が子供の頃には存在してないので、大人になってから初見の作品群です。

特徴は、独特のタッチ(だいぶマンガっぽい)のかわいいイラストと、独特のリズミカルな台詞回し、そしてぶっ飛びのストーリー展開です。

著作リスト

Wikipediaの掲載順に、著作へのリンクを並べてみました。


特徴

「だ・る・ま・さ・ん・の・・・め!」とか、「そ〜れ、おしくらまんじゅう おされてぎゅっ」とか、台詞回しがとてもリズミカルで、読んでいて楽しくなるし、読み聞かされている子供も楽しそうです。愛嬌があるキャラクタたちが生き生きと動き回るイラストも魅力です。

そしてなによりストーリーがぶっ飛んでいる・・・のですが、あんまり詳しく書くわけにもいかないので、ちょっとだけ引用します。

「おしくら・まんじゅう」(2009)

タイトル通り、おしくらまんじゅうするお話です。

対戦相手は…

  • まんじゅう
  • こんにゃく
  • 納豆
  • 幽霊

…何を言ってるかわからないと思います。自分でも何を書いてるのかよくわからない。でも、面白くて、衝撃のラストが待っている、すばらしい絵本なのです。


1枚だけ引用のつもりで画像を貼っておきます。これは第2試合、対こんにゃくの様子です。

おしくらこんにゃく

…読みたくなりませんか?

というわけで

我が家では買ったり図書館で借りたりしてだいたい読んだのですが、コレクションとしては未完です。借りてきて読んだものも、この際買ってしまおうか…と画策しています。

はい、みなさん覚えましたか?「かがくいひろし」。書店や図書館で見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。